SIMPLE LIFE WITH CATS

仕事は少なく、自分の時間を多く持つ生活をしています。

あのころの私

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 スイレンの花。10くらいみつけた蕾はつぎつぎ開花した。開花期間は、2,3日、花の命はほんと短い。

 一雨ごとの雑草の伸び具合はすごいものだ。様々な種類の雑草が混在して生えている。周りにしがみついてでも上に上に伸びようとする姿が見える。スイレンのまるい葉が、少しでも日に多くあたろうと、競争のように遠く茎を伸ばしている。花だって、短期間で必死に咲いているから迫力がある。そういうのを見ていると、圧倒される。

☆☆☆

 田舎が石川県の漁師街で、漁をしながら、米や野菜も育てていた。子供の頃、田舎に帰ると、漁船に乗って漁に出た。その日とれた魚料理で、ご飯を食べた。そこに暮らす人たちは皆大人も子供も日に焼けていて、細くて筋肉質な体をしていて、姿勢が良かった。

 中学生の従兄と二人で小舟で海に出て、とこぶしや、うにをとった。うには、その場で割って中身を指ですくって食べた。とこぶしは、帰って鍋でゆでて、針で中身を引っ張り出して食べた。店がなかったのでハムとかパンとか乳製品や肉はなかったけど、なぜか困らなかった。おこづかいもゲームもいらなかった。

 あのころの私はきっと雑草に近かった。生きる勢いみたいなのがあった。

 こうして池をぼんやり眺めていると、時折、あのころの私を想いだす。