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SIMPLE LIFE WITH CATS

足もとに咲く花

道具を大切にすることは

日々のこと 雑考

いつも繁盛しているラーメン屋さんにはじめて入ってみました。

最初にチケットを買って、カウンターに座るタイプのお店です。

気になるのは、お店の雰囲気。子供のころ、近くの人気ラーメン店は、おっかない店長さんが有名で、緊張して食べた思い出があるからです。

店員さんは5名ほどいましたが、みなさん20代くらい。その笑顔にほっとしました。

一人が「麺あと10秒」と言うと、横の方が、さっと器の準備をします。水を運ぶ人、野菜を切る人、麺をゆでる人、スープを煮込みながら器をセットする人・・・茶髪だったり、ピアスをしていて、今時の若者ですが、それぞれの役割を熟知した職人さんの動きです。(きっと、おいしいラーメンが出来上がるに違いない)と、わくわくして眺めていました。

奥では、きりりと三角巾をした女性が、玉ねぎを切っていました。左手で玉ねぎを押さえていないので、(危ないのでは?)と思いましたが、大きめの包丁をリズミカルに振り下ろすだけで、みるみるうちに、美しいみじん切りができています。刃がきちんと手入れされているからでしょう。

(うちの包丁、あんなにサクサク切れるかしら?)とふと思いました。

 

包丁。毎日使うものなのに、手入れを怠りがちです。

包丁にも両刃、片刃、形によって、色々な種類がありますね。

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この刺身包丁と出刃包丁は、父から譲り受けたものです。父は、煮物などの料理はしませんが、漁師街で育ったので、刺身は得意。よく、母がまるのまま買ってきた魚を、刺身におろしてくれました。道具を大切にする人で、縁側で刃物を研いだり、道具を手入れしていた記憶があります。

この包丁、もしかしたら、父も誰かに受け継いだものなのかもしれません。そうなると、何年ものになるのでしょうか。40年、50年?

夫は料理上手なのですが、結婚当初、刺身を出された時はびっくりしました。両刃の万能包丁で切ったそれはでこぼこで、私の知っている刺身ではなかったからです。

そこで、(料理の得意でない)私が、この包丁で、刺身や、カルパッチョを出したら、めずらしく喜んでました。
(でも、私がすごいんじゃなくて、この包丁がすごいんです。)

手入れをして、長く使いたいものです。