SIMPLE LIFE WITH CATS

仕事は少なく、自分の時間を多く持つ生活をしています。

どうして夏なの?土用の丑の日の由来

夕方、人も少なくなった商店街に行列が見えました。

うなぎを求める人たちの列でした。明日は土用の丑の日でした。

40年以上続いているお店ですが、こうしてこの時期になると行列ができて、古くからの風習は、まだ健在なようです。

でもうなぎは本来秋が旬なのになぜこの時期なのでしょう?

江戸時代、蘭学者平賀源内が夏場、営業不振に悩むうなぎ屋さんに、「うなぎは滋養強壮に大変効果がある」ということを、助言したそうです。「偉い先生がそういっている」と、噂はたちまちに広まり、このような風習ができたとも言われています。

私は、変わらず人気の、健康番組を思い出しました。「~がいい」と、有名な先生が言えば、次の日、スーパーでは売り切れるほどですから。日本人は「健康」ってことばに弱いようです。

☆☆☆

完全養殖が確立していないうなぎ、その稚魚をとって育てる方法が主ですが、稚魚は年々減少しています。

以前は、江の島の近海では、冬から春にかけて、うなぎの稚魚、シラスウナギの漁がさかんでした。許可証をとれば一般の人でもできるため、お小遣い稼ぎで入っている近所のお兄さんがいました。夜、真っ暗な海面に灯りをともしながら、腰まで水にはいって大きな網ですくっています。

とても簡単そうに見えるので、「あれを売ると、たくさんお金がもらえるらしいよ」「取りに行こうよ!」「だめだよ!許可証がないとつかまっちゃうんだよ」

口に出すのも悪いことのように感じて、子供ながらに、こそこそ噂をしていた夏の日を思い出しました。