SIMPLE LIFE WITH CATS

仕事は少なく、自分の時間を多く持つ生活をしています。

低い視線で

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 葉を手でなでたら、ふんわり、ミントの香りが広がりました。(ああ、これはミントだったわね)雑草にまみれて咲いているミントが香りで主張しているようです。とてもリラックスした気分になりました。
そんな、ミントの花の影に小さなバッタをみつけました。

地面に座って、じっと、観察してみました。落ち葉をめくると、ミミズやダンゴ虫、アリなどがたくさんの生き物がいます。大きな蜘蛛の死がいを穴に運び込もうとするアリたち、しかしどうみても穴の大きさより、クモの方が大きいです。それでもみんなで、押し込もうとしている様子がおかしくて、(そこに入らないんじゃない?)とやきもきしました。

先日読んだ本のこんな一節を思い出しました。

「ものごとを上からばかり見ないで、ときには這いつくばって見る。格好悪くても視線を低くすると、別の世界が見えてくるんです」

皆越ようせい (『文章のみがき方』岩波新書) 

「ばっちいから触っちゃだめ!」と言われるダンゴ虫。
土壌動物を撮る写真家、皆越ようせいさんは、子供たちに説明する時に「地球の生態系の基本を支えているのは、実は、落ち葉の下の土壌動物たちなんだ。」と話されるそうです。

落ち葉の下でダンゴ虫がカリカリと葉を食べている様子が見えます。こうした小さな動物たちが、豊かな土壌をつくってくれているのです。
もっと低い姿勢でものを見ましょう。そうすれば、見えてくるものがあるのだと。

ダンゴ虫をみると、私は、風の谷のナウシカのオームを思い出します。
人間が汚し続けたためにできた地下の、腐海の水を、巨大化した虫、オームが浄化してくれています。ああ、このことを伝えたかったのではないのかな、と・・・。

あの、ジャポニカの昆虫のノートは廃止されたと聞きました。「虫が怖い、気持ち悪い」という子供たちが増えた影響です。現代社会の環境では、それも仕方のないことかもしれません。

虫や植物の名前がたくさん出てくるブログを拝見しています。植物や昆虫、動物に対する愛情と思いの深さが伝わってきます。詳しい方はポンポンと植物や昆虫の名前が出てきて、すごいなあと思います。

まだわからないことだらけですが、低い視線の気持ちを忘れずに生きたいと思います。